大手ネット掲示板やSNS、知恵袋の投稿を分析すると、結婚式当日に冷や汗をかいた男性たちの切実な体験談が数多く見受けられます。
「会社の同期の結婚式で、案内状に『平服でお越しください』と書いてあったため、オフィスカジュアル感覚でベージュのチノパンと紺ブレザーで行ってしまった。会場の高級ホテルに着いたら、周囲の男性参列者は全員ダークスーツにネクタイ姿。親族の視線が痛くて、披露宴の間中ずっと身を縮めていた」(20代後半・IT企業勤務男性の手記より)
「20代前半の友人の式で、黒スーツに黒シャツ、派手な柄ネクタイというホスト風の格好で来たグループがいた。本人たちは格好いいと思っていたようだが、新婦側の年配親族から『あれは誰の招待客か』と露骨に眉をひそめられており、新郎が後で気まずそうにしていた」(30代前半・金融関係者)
ネット上の投稿では「スーツなんて何でもいい」「新郎新婦を祝う気持ちがあれば服装は自由だ」という意見が散見されます。しかし、現場の生の声が浮き彫りにしている現実は異なります。結婚式は当事者二人だけのものではなく、両家の家長や親戚、恩師や職場関係者が一堂に会する「公の儀式」です。自身の装いが新郎新婦の「社会的信用」に直結することを忘れてはなりません。