「暑気払いは何月に開くべきか」という疑問に対する明確な答えは、暦の上での「夏至(げし:6月21日頃)から立秋(りっしゅう:8月7日頃)」までの期間です。ただし、暑気払いは厳格な期日が定められた神事ではないため、「夏の暑さを感じ始めたタイミングから、秋の気配が立つ前まで」であれば、いつ開催しても作法違反にはなりません。
近年の気象動向を踏まえると、6月下旬にはすでに真夏日を記録することも珍しくなく、早い企業では6月終盤に企画される事例も増えています。一方で、もっとも一般的な開催ピークは7月上旬から8月上旬です。この期間は梅雨明けと重なり、急激な気温上昇によって体力を消耗しやすい時期であるため、参加者のモチベーションや趣旨への共感も得やすくなります。
もし立秋を過ぎてしまい、8月中旬から下旬にかけて開催する場合は、案内状の文面で「暑気払い」とするよりも「残暑払い」あるいは「納涼会」と言い換えるのが、日本語の季節感としてスマートです。