Q1:メジカの新子の旬の時期は具体的にいつからいつまでですか?
A1:例年8月上旬から水揚げが始まり、9月下旬頃までがメインシーズンとなります。個体の成長が早く、10月に入ると魚体が大きくなって骨や皮が硬くなり、「新子」特有の柔らかいモチモチ感が失われて成魚の肉質へと移行するため、最も美味しく食べられるのは8月中旬から9月中旬の約1か月間です。
Q2:ブシュカン(仏手柑)がない場合、スダチやレモンでも代用できますか?
A2:現地でも季節外れにはスダチや直七(なおしち)が使われることがありますが、新子の持つわずかな青魚香を完璧に包み込み、身を引き締める相性の良さにおいてブシュカンに勝るものはありません。ブシュカン特有の上品でキレのある酸味と、皮に含まれる爽快な精油成分があってこそ、新子の刺身は真の完成形となります。
Q3:東京や大阪などの都市圏の寿司屋や鮮魚店で食べることは絶対に不可能ですか?
A3:刺身での提供は事実上不可能です。水揚げから数時間で身の自己消化が進み、ヒスタミン中毒のリスクが高まるため、航空便を用いた当日輸送であっても品質の維持が保証できません。現地でしか成立しない物理的な理由があるからこそ、「幻の魚」として珍重されています。