学校選びにおいて、数字と同じくらい重要なのが現場の生活実感です。SNS、掲示板、卒業生への独自聞き取り調査を精査すると、加古川南高校の「リアルな日常」が浮き彫りになってきます。
まず、高評価を得ているのが制服のデザインです。落ち着いたブレザースタイルを採用しており、近隣の公立高校と比較しても「清潔感があり、着こなしやすい」と生徒・保護者双方から好意的な意見が目立ちます。制服に対する満足度は学校生活への愛着にも直結しており、オープンハイスクール(学校説明会)で本校を訪れた中学生が志望を固める大きなきっかけの一つになっています。
一方で、校則に関しては過渡期特有のリアルな意見が散見されます。かつては頭髪検査やスマートフォンの校内利用、服装指導について「公立校としてはやや厳格」と評される傾向にありました。しかし、兵庫県教育委員会主導による「校則の見直し(生徒会を中心としたルールメイキング)」の波を受け、現在では社会通念に照らした指導へと柔軟化が進んでいます。スマートフォンの校内持ち込みは許可制(授業中の私用禁止)となっており、極端に不条理なルールは是正されつつあるのが2026年の現状です。
部活動においては、全国レベルで知られるカヌー部をはじめ、陸上競技部、ウエイトリフティング部、吹奏楽部、美術部などが活発に活動を展開しています。総合学科ゆえに放課後の時間割が生徒によって異なる日があるものの、文武両道を掲げて意欲的に取り組む生徒が多く、運動部・文化部ともにアットホームでありながら引き締まった部風が保たれています。