いま女子中高生や20代女性を中心に絶大な支持を集めているのが、淡いトーンでまとめられたクレヨンしんちゃんの韓国風イラストです。韓国では「チャング(짱구)」の愛称で国民的人気を誇るしんちゃんですが、現地発のカフェ風グッズやステーショナリーをきっかけに、くすみカラーやパステルカラーで再解釈されたデザインが日本へ逆輸入され、爆発的なトレンドとなっています。
従来の原色(赤シャツ・黄ズボン)とは一線を画す、ミントグリーンやアイボリー、ダスティピンクを基調としたクレヨンしんちゃんのパステルイラストは、SNSのタイムラインでも主張しすぎず、洗練されたお洒落感を演出してくれます。特に、定番の幾何学模様が施された「パジャマ姿」や、チョコビのワニ山さんになりきった着ぐるみ姿のモチーフは、LINEやInstagramのクレヨンしんちゃんアイコンかわいい枠として不動の地位を築いています。
また、余計なディテールを削ぎ落としたクレヨンしんちゃんのゆるいイラストは、日々のデジタル疲れを癒やすリラックス感を与えてくれる点も特徴です。線の太さをあえて均一にせず、クレヨンや色鉛筆のようなアナログの質感をデジタル上で再現したアートワークが、若年層の感性に深く刺さっています。