研究所の中で日々行われている研究内容は、私たちの生活に密接に関わる極めて実践的なテーマばかりです。
主な研究領域は多岐にわたります。心拍変動や脳波、発汗、筋電位などを測る生理指標の計測、アイトラッキングを用いた視線・注意の解析、さらにはアンケートと生体反応を突き合わせる感性工学などが代表例です。具体的な研究テーマの一例を整理しました。
【主な研究テーマと応用分野】
・自動車運転時の居眠り検知と覚醒を促す空調・香りの制御技術
・スマート家電における高齢者の誤操作を防ぐインターフェース設計
・住空間における睡眠深度の計測と快眠リラクゼーション環境の構築
・VR(仮想現実)空間における「酔い」のメカニズム解明と生体負荷の低減
大学主導の学術研究においては、基礎的な認知メカニズムの解明や社会学的アプローチが主軸となる一方、民間企業の研究所では即座に次世代製品のプロトタイプへ反映される傾向があります。いずれも人間の幸福度や安全性の向上を絶対的な目的として掲げています。