かつて「16号ラーメン街道」と呼ばれたエリアの熱気は、今や小田急相模原(オダサガ)や相模原駅周辺、そして橋本駅エリアへと大きく広がっている。大型駐車場を備えた大箱店がしのぎを削る一方で、路地裏にはカウンター6席だけの隠れ家的な実力派が続々とオープン。多様なニーズを丸ごと受け止める街の懐の深さが、この独自のラーメン生態系を支えている。
早朝から行列ができる「朝ラー」を提供する店舗も増えた。夜勤明けの工場労働者や通勤前のサラリーマンが、ほかほかの湯気が立つスープを啜る光景は、今の相模原を象徴する新しい風物詩だ。伝統的なロードサイド型と現代的な都市型が心地よく共存している。