ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドには、進行方向を向いて走る「通常版(前向き)」と、後ろ向きに走行する「バックドロップ」の2つの運行形態が存在します。同じレールの上を走行しながらも、体感するスリルと身体にかかる負荷の性質は根本から異なります。
スイスの名門コースターメーカーであるボリガー&マビヤード(B&M)社が手掛けた本コースターの諸元と、両走行モードの違いを客観データで整理しました。
前向き走行の魅力は、青空やパークの夜景に向かって飛び出していく圧倒的な「飛翔感」にあります。視覚情報から次のドロップや旋回を予測できるため、絶叫マシン特有の爽快感を純粋に味わうことができます。
対するバックドロップは、視覚による予測が一切通用しません。落下する瞬間も背中から奈落へ引きずり込まれるような未知の感覚に襲われ、身体にかかるGの方向が絶えず変化します。車両数が1編成に限られているため、待ち時間も常に通常版より長くなる傾向があります。