従来の芸能人やトップクリエイターとファンの関係は、常に「仰ぎ見る存在」と「追従する側」という垂直的な構造を孕んでいた。しかし、彼女が築き上げた空間には、そうした階層構造が存在しない。視聴者は彼女の活動を観察するパトロンではなく、共に時代を生きる同走者としての感覚を共有している。
コメント欄に寄せられる声も、熱狂的な崇拝というよりは、古くからの友人に宛てた手紙のような温かみに満ちている。互いに励まし合い、時には悩みを打ち明け合うその場所は、殺伐としたインターネット空間における一種のサードプレイスとして機能している。