芸能界における創価学会芸術部の存在を語る上で、タレントの久本雅美氏の存在を外すことはできない。劇団「ワハハ本舗」の看板女優として頭角を現し、バラエティ番組の第一線で活躍し続けた彼女は、芸術部副部長などの要職を務め、自身の信仰を公言してきた代表的な人物だ。
過酷な下積み時代を支えたのが信仰であり、同じワハハ本舗のメンバーや若手芸人に対しても積極的な対話を行っていたエピソードは有名である。芸術部に所属するタレントたちは、世間からの偏見や批判の目に晒されるリスクを背負いながらも、なぜ活動を続けるのか。そこには「信仰によって成功を収め、実証を示すことが最大の布教になる」という強い自負が存在する。一方で、宗教色が出ることによるスポンサーからの忌避感や、共演者との距離感に悩む若手芸能人の葛藤も絶えない。