Pl学園休部と教団衰退の裏側|信者激減と後継者問題が招いた終焉

Pl学園休部と教団衰退の裏側|信者激減と後継者問題が招いた終焉

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日本の新宗教史において、この組織が果たした役割は極めて異彩を放っていた。法的な定義としての宗教法人でありながら、従来の難解な教義を避け、「人生は芸術である」という明快かつ前衛的なスローガンを打ち出したことが、戦後の庶民の心を急速に掴んだ要因である。

特に組織を飛躍的な拡大へと導いたのが、二代教祖である御木徳近のカリスマ性だった。彼は単なる宗教家にとどまらず、文化、教育、スポーツの領域にまで積極的に進出する先見の明を持っていた。徳近の力強い指導力のもと、全国に支部が建てられ、信者数は一時期数百万人規模にまで膨れ上がったのである。しかし、強烈なトップダウン体制は、カリスマ亡き後の組織運営に大きな影を落とす結果ともなった。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。