結論から申し上げますと、うずまきナルトは死亡していません。現在の作中世界において、ナルトは妻の日向ヒナタと共に、大筒木イッシキの力を継承したカワキの手によって異空間へと強制転送・封印されています。
この衝撃的な事態が描かれたのは、原作コミックス第20巻(第77話『切迫』)です。かつて自身を救い、家族として温かく迎え入れてくれたナルトに対し、カワキは常軌を逸した「狂信的な敬愛」を抱いていました。「大筒木を根絶やしにして、七代目を守る」という目的を掲げるカワキは、大筒木モモシキの器となってしまった実子・ボルトを自らの手で抹殺することを決意します。
当然ながら、我が子を殺させまいとするナルトとヒナタが立ちはだかります。その瞬間、カワキは自身の右目に発現した秘術「大黒天(だいこくてん)」を発動。二人を問答無用で「時間の流れない異空間」へと送り込みました。
大黒天の空間内は時間の概念が存在しないため、ナルトとヒナタは歳を取ることもなく、飢餓に苦しむこともなく、封印された当時の姿のまま仮死状態で保存されています。したがって、肉体的な死を迎えたわけではありません。