ネット上には「家族の見守り」や「盗難対策」を名目にしたサードパーティ製位置情報共有アプリ(Life360、AirDroid、各種監視アプリ)が多数流通しています。これらは事前にお互いの同意のもとでインストール・ペアリングされていれば極めて強力なツールとなりますが、使い方を誤ると重大なトラブルに発展します。
近年、配偶者や交際相手のスマートフォンに無断でこうしたアプリをインストールし、位置情報を監視する行為が後を絶ちません。しかし、日本の法制度においては、他人の端末に無断でアプリを導入して位置情報を取得する行為は「不正指令電磁的記録供用罪」や「ストーカー規制法違反(位置情報無承諾取得)」に該当する刑事罰の対象です。
また、出所の不明瞭な海外製野良アプリ(APKファイル等)を「電話番号追跡ができる」と信じてインストールした結果、端末内の連絡先や写真データが丸ごとダークウェブへ流出するといった標的型スパイウェア被害も報告されています。信頼できる公式ストア(Google Play、App Store)以外のツールには絶対に手を出さない姿勢が求められます。