彼女のキャリアを語るうえで欠かせないのが、株式会社サイバーエージェントとテレビ朝日という異色のタッグから生まれたプラットフォームでの経験だ。従来の放送業界が持つ重厚な報道ノウハウと、IT企業ならではのスピード感やインタラクティブ性。この二つの異なるカルチャーが交差する環境こそが、彼女のハイブリッドなアナウンス力を作り上げた。
スタジオでの急な演出変更やライブ配信特有のハプニングにも動じない臨機応変さは、まさにこの現場で培われたものだ。伝統的なアナウンス技術の基礎を守りつつ、ネット空間のリアルタイムな空気感を瞬時に察知する感覚。この二刀流のスタイルが、他にはない個性を確立する原動力となった。