ネット上のコミュニティやSNSで今なお議論されるトピックの一つに、「三橋のあの派手な金髪パーマはウィッグ(カツラ)だったのか」という疑問があります。
結論から言えば、賀来賢人さんの髪型はすべて地毛をブリーチ・パーマ加工して作り上げられたものです。撮影期間中、髪の根元が少しでも黒く伸びてくるとリアリティが損なわれるため、賀来さんは数週間おきに過酷な脱色作業を繰り返していました。頭皮へのダメージは相当なものでしたが、「ウィッグでは激しいアクションや風になびく瞬間の自然な動きが出ない」という役者魂による選択でした。
もう一つの大きな誤解は、「コメディ主体の作品だからアクションはスタント頼みではないか」という見方です。実際には、賀来賢人さんも清野菜名さんも大半のファイトシーンを吹き替えなしで自ら演じています。賀来さんは持ち前の運動神経を活かし、アクロバティックなキックや相手の攻撃をスレスレでかわすトリッキーな立ち回りを披露。身体能力の高さに裏打ちされた本格アクションシーンの切れ味があったからこそ、ギャグパートとの落差が強烈なインパクトを残しました。