勝ち馬の血統パターンを紐解くと、長距離適性を強固に受け継ぐ「長距離血統」の台頭が目立つ。スタミナ豊富な父系はもちろん、母父に欧州のタフな馬場を生き抜いた血筋を持つ馬が、最終直線の急坂や荒れた内馬場でも底力を発揮する。長距離のタフな流れでは、スピード馬が苦戦し、持続力に長けたスタミナ血統が台頭する構造は今年も変わらない。
また、枠順の法則も勝敗に決定的な影響を与える。京都芝3200メートルはコーナーを6回回るため、外枠を引き当てた馬は走行距離のロスが跳ね上がる。過去の傾向でも1枠から3枠の内枠勢が圧倒的な好成績を収めており、馬群の内々でロスなく立ち回った馬が圧倒的に有利だ。外枠から巻き返して勝利を掴むには、卓越した折り合いと異次元の能力が求められる。