業界内で囁かれる「未満児クラスの行事廃止」という噂の真相を追うと、極端な全面撤廃ではなく、より柔軟な「分散型・日常型」への移行が進んでいる実態が浮かび上がる。2歳児だけでなく、0歳児や1歳児といった低年齢児を大人数の全体運動会から切り離す試みが始まっている。
全学年が一堂に会する従来のスタイルでは、待機時間が長すぎて幼児の集中力が持たない。そこで平日の一コマを使った「ミニ運動会」や、クラス単位の保育参観形式へ切り替える園が続出している。決して子どもの活躍の場を奪うためではなく、発達段階に合わせた最適な環境を用意するための決断だ。