莫大な予算を裏打ちしているのが、米投資ファンド大手のフォートレス・インベストメント・グループである。近年、日本のホテルやリゾート、商業施設への積極投資を続ける同社だが、その触手はいよいよ知的財産(IP)とスタジオインフラの融合へと伸びている。撮影スタジオの近代化から最先端のポストプロダクション環境の整備まで、ファンドの資本力が惜しみなく注ぎ込まれる。
さらに業界関係者を驚愕させたのが、ビル・ゲイツに関連する慈善・技術投資ビークルの関与だ。関係筋によると、今回の作品で描かれる先端テクノロジーや気候変動、エネルギー地政学といったテーマに対し、技術考証および次世代映像技術の実証実験として資金とリソースの一部が提供されている。金融の巨頭とテック界のレジェンドが交差する特異な座組みが、この巨大企画の背骨を形成している。