近年の原材料費高騰のなかでも、なぜお食事処ぼんちはこれほどまでのデカ盛りを低価格で提供し続けているのでしょうか。その背景には、創業当時から受け継がれる店主の確固たる人生訓とサービス精神があります。
テレビ特番のインタビューや長年の常連客への取材によると、かつて近隣で汗を流して働く建設作業員や体育会系の学生たちに対し、「お金を気にせず、腹いっぱい食べて元気を出してほしい」という想いから徐々に増量していった経緯が語られています。利益の最大化ではなく、「訪れた客を飢えさせない」という人情味あふれる昭和の食堂文化が原点となっています。
また、フードロスを防ぐための持ち帰り(テイクアウト)体制が整備されている点も特徴です。食べきれなかった料理は、店員に申し出ることで専用の持ち帰りパック(1容器あたり数十円程度)を購入し、自宅へ持ち帰ることができます。ただし、衛生面および麺の伸びの観点から、スープ類やラーメン等の汁物は持ち帰り不可となっているため、注文時には慎重なメニュー選びが求められます。