SNSや大手レビューサイト(FilmarksやYahoo!テレビレビュー等)において、さとうほなみの演技に対する言及で最も多いのが「視線と表情筋のコントロール力」です。
セリフを喋っていない瞬間でも、瞳のわずかな揺らぎや口元の強張りによって、キャラクターの心理状態を雄弁に物語る力に長けています。『六本木クラス』で差別的な言葉を浴びせられた際の耐え忍ぶ眼差しや、『光る君へ』で定子の美しさに心酔する際の輝く瞳など、言葉以上に感情を伝える「非言語表現」の豊かさが視聴者を惹きつけてやみません。
ドラマーとしての身体性――すなわち、一瞬のタメやテンポの緩急を身体全体で把握していることが、セリフの「間(ま)」や呼吸感に生かされていると分析する演出家も少なくありません。共演者からも「掛け合いの中でこちらの感情を自然と引き出してくれる」という証言が多数上がっています。