那須ハイランドパークの代名詞といえば、自然の起伏と高低差を巧みに生かした個性豊かなコースター群です。絶叫マシン愛好家から長年高い評価を集める人気機種の実力と、乗車時のリアルなスリルを紐解きます。
堂々の人気ランキング第1位に君臨し続けるのが、足が宙に浮いた状態で疾走するサスペンデッド・ルーピング・コースター「F2(エフ・ツー)」です。座席の下にレールがなく、足元が完全に吹き抜けの状態で最高時速約80kmで急降下・宙返り・きりもみ回転を繰り返します。乗車した来園者からは「視界を遮る床がないため、地面や木々が猛スピードで迫る恐怖感が段違い」「頭上を駆け巡る激しいG(重力加速度)がクセになる」との声が絶えません。
続く第2位は、最大傾斜75度という狂気の急勾配から垂直落下する「ビッグバーンコースター」です。巻き上げ時の静寂から一転、ほぼ直角に落ちていくファーストドロップでは強烈な浮遊感(マイナスG)が襲いかかります。余計な演出を削ぎ落とした純粋な重力スリルとして、絶叫ファンからの支持は絶大です。
そのほか、激しい旋回で遠心力を体感する「スピンターンコースター」や、全長1,000mを超える長距離を爽快に駆け抜ける「キャメルコースター」など、多彩な絶叫系が揃っています。各コースターには身長制限(120cm〜130cm以上)や年齢制限が厳密に設定されているため、家族連れやグループで訪れる際は事前の基準チェックが欠かせません。