初心者の投資家がSBGの掲示板を閲覧する際、陥りやすい典型的な誤解がいくつか存在します。その代表例が「通信大手のソフトバンク(9434)と投資会社のソフトバンクグループ(9984)の混同」です。
子会社の通信会社ソフトバンクは高配当利回り株として知られますが、親会社である持株会社SBGの配当政策は全く異なります。ソフトバンクグループ 配当金 権利確定日(3月末日・9月末日)を控えた時期に、「配当利回りが低い」と失望する投稿が散見されますが、SBGは利益の大半をキャピタルゲインの再投資や成長資金へ配分する方針を取っています。インカムゲイン狙いでポートフォリオに組み入れるのは本来の性質と合致しません。
さらに、証券各社が公表するソフトバンクグループ 目標株価 最新のレポートに対しても注意が必要です。国内外のアナリストによって提示される目標株価は、最低水準と最高水準で2倍以上の開きが生じることが珍しくありません。これは、未上場AI関連企業の価値算定手法や、アーム社のPER(株価収益率)に対する許容度、NAVディスカウントの前提がアナリストごとに根本から異なるためです。ネット上の「目標株価〇万円だから買い」といった断片的な書き込みを鵜呑みにするのは極めて危険と言えます。