プレミアリーグを観戦する熱量が倍増すると話題のFPLですが、その根底にあるゲームシステムは極めて緻密に設計されています。参加者(マネージャー)は初期軍資金として仮想予算100.0mポンド(1億ポンド)を付与され、全20クラブの中から15名の選手(GK2名、DF5名、MF5名、FW3名)を選出してマイチームを編成します。
チーム編成において課される最大の制約が「1つの実在クラブから選べるのは最大3名まで」という鉄則です。強豪クラブの主力選手ばかりを並べることは予算面でもルール面でも不可能なため、限られた予算配分の中でどのポジションにスター選手を配置し、どこにコストパフォーマンスの高い実力者を組み込むかというマネジメント手腕が試されます。
試合ごとの得点配分を定めたファンタジープレミアリーグ ルールの骨子は以下の通りです。
各ゲームウィーク(GW)ごとに、選出した15名の中からスターティングイレブン(先発11名)とキャプテン(主将)、バイスキャプテン(副主将)を指定します。基本フォーメーションは「GK1名、DF最低3名、FW最低1名」を満たせば、3-5-2や3-4-3、4-4-2など柔軟に変更可能です。
実際の試合において、ゴールを決めればポジションに応じてMFに5点、FWに4点、DFに6点が付与されます。さらにアシスト(3点)や無失点(クリーンシートでGK・DFに4点、MFに1点)だけでなく、枠内シュートやキーパス、タックル成功数などを独自の計算式で数値化した「BPS(ボーナスポイントシステム)」により、毎試合の上位3名に1〜3点のボーナスが追加されます。
主将に指名した選手は獲得ポイントが自動的に2倍になるため、誰にキャプテンマークを託すかがその節の総合スコアを大きく左右します。もし主将が試合に出場しなかった場合は副主将のポイントが2倍に繰り上がる仕組みも備わっており、現実の過密日程やターンオーバーを先読みする洞察力が求められます。