高校生を雇用するにあたり、店長や採用担当者が最も懸念するのが「学業や部活動との両立ができるか」「保護者の理解を得ているか」という点です。本人希望欄の記載と法的書類の準備には細心の注意を払う必要があります。
本人希望欄で部活やテスト期間のシフトを明確にする方法
本人希望欄に「特になし」や「貴社の規定に従います」とだけ書くと、入社後にシフトのミスマッチが発生しやすくなります。働ける曜日・時間帯を具体的に明記し、部活動の予定や定期試験期間への配慮を丁寧に記載しておくことがトラブル防止の鍵です。
【本人希望欄の記入例】
・勤務可能時間:平日 17:30〜21:30 / 土日祝 10:00〜18:00(週3日希望)
・部活動について:水曜日は部活動の延長があるため、18:30以降の勤務を希望いたします。
・学業への配慮:定期試験の1週間前は、学業優先のためシフト調整をご相談させていただけますと幸いです。
保護者同意書(アルバイト承諾書)の法的意義と提出手順
2026年4月の民法改正により成年年齢が18歳に引き下げられましたが、高校に在学中の生徒を雇用する場合、18歳であっても保護者の同意書提出を義務付けている企業が大多数を占めます。労働基準法第58条等に基づき、未成年者の安全配慮義務や学業維持の観点から、トラブル防止のために保護者の署名・捺印が必須書類とされています。
企業指定の用紙がある場合は保護者に記入してもらい、指定がない場合は市販のテンプレートや学校所定の「アルバイト許可証」を用意します。面接時に「保護者同意書は既に準備しております」と一言添えるだけで、面接官に高い安心感を与えることができます。