ネット上の情報や古いマナー本には、現代のビジネス規範とズレが生じているものがあります。特に間違いやすい3つの盲点を整理しました。
⚠️ 誤解1:「拝啓」などの頭語と「残暑お見舞い申し上げます」を併記してしまう
「残暑お見舞い申し上げます」というフレーズ自体が頭語(手紙の冒頭の挨拶)の役割を果たしています。そのため、文頭に「拝啓」をつけたり、文末に「敬具」を配置したりするのは二重敬語のような重複表現となり不自然です。ただし、通常の封書形式で時候の挨拶として残暑の候を使う場合は「拝啓・敬具」をセットで使用します。
⚠️ 誤解2:残暑見舞いに「特定の日付(8月15日など)」を記載する
残暑見舞いのはがきでは、日付部分に「2026年8月15日」のような詳細な日付は書きません。「令和八年 立秋」「令和八年 八月」「令和八年 晩夏(初秋)」とするのが正式な書式です。
⚠️ 誤解3:喪中の相手には送ってはいけないと思い込む
年賀状と異なり、残暑見舞いは「相手の体調や無事を気遣う季節のお見舞い」であるため、相手や自身が喪中であっても送ること自体はマナー違反ではありません。ただし、派手な絵柄や慶事用のおめでたい表現は避け、シンプルなデザインと落ち着いた言葉遣いで相手を気遣う文面に仕上げます。