上体起こしの現状の立ち位置を把握するため、文部科学省が公表している『新体力テスト実施要項』の測定基準および年代別の平均値データ、さらに警察官や消防士の採用試験における評価基準を整理しました。
文部科学省が定める正式ルールでは、「両腕を胸の前で組み、両肘と両大腿部(太もも)がつくまで上体を起こす」「背中(肩甲骨付近)がマットにつくまで倒す」「30秒間で何回できるかを測定する」と厳格に規定されています。肘が太ももに届かなかったり、背中がマットに触れずに途中で切り返した動作はカウントされません。
警察官や消防官の体力試験では、30秒測定のほか自治体によっては時間無制限や1分間での測定が課される場合もあります。いずれの試験でも、正しいフォームで肘と太ももを確実に接触させないと回数としてカウントされないため、スピードと正確性を両立させた身体操作が求められます。