ジェルアイライナーの性能を100%引き出すには、特有のテクスチャーに合わせた力加減と手順を把握することが不可欠です。力任せに一筆で引こうとすると芯折れやガタつきの原因になります。
1. 芯の出しすぎは厳禁!繰り出しは1mm未満が鉄則
近年のジェルアイライナーは1.5mm以下の極細芯が主流であり、肌あたりを柔らかくするために芯自体が非常に繊細です。繰り出す長さは「0.5mm〜1mm以内」に留め、筆圧をかけずに皮膚の上を滑らせるように動かします。一度繰り出すと戻らない構造の容器も多いため注意が必要です。
2. まつ毛の隙間とインライン(粘膜)を埋めるプロのテクニック
ジェルアイライナーの真骨頂は、まつ毛の生え際を黒々と見せるインラインメイクです。鏡を目線よりやや下に置き、利き手と逆の指で上まぶたを軽く持ち上げてまつ毛の根元を露出させます。線を一直線に引くのではなく、「まつ毛とまつ毛の隙間に点を置くようにスタンプ打ちしていく」と、不自然な太さが出ず、プロが仕上げたような自然な陰影が生まれます。
3. ぼかし作業は「描いた直後の15秒以内」に行う
アイシャドウとなじませてスモーキーなニュアンスを作りたい場合、揮発が完了する前の10〜15秒以内に綿棒や細いアイシャドウブラシで輪郭を優しくなぞります。完全に皮膜が固まった後に擦ると、皮膚に摩擦ダメージを与えるだけでなくヨレの原因になるため、片目ずつ仕上げるのが鉄則です。