折り紙で作る9月の花決定版!立体コスモスから彼岸花までプロが伝授

折り紙で作る9月の花決定版!立体コスモスから彼岸花までプロが伝授

折り紙で作る9月の花決定版!立体コスモスから彼岸花までプロが伝授の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

福祉施設や保育施設の現場では、折り紙は単なる時間消費のアクティビティではなく、綿密に計算された教育・ケアプログラムとして組み込まれています。東京都内の認可保育所で主任保育士を務める女性は、制作現場のリアルについて次のように語ります。

「4歳児クラスで行う保育園の9月製作での折り紙の花は、三角形から四角形への『角を合わせる』動作が中心です。特に桔梗の花は、角をきれいに折ると星のような形が現れるため、子どもたちが『できた!』という達成感をダイレクトに味わえます。完成した花を青や紫の色画用紙に糊付けし、園児がクレヨンでトンボやすすきを描き足すことで、個性を尊重した素晴らしい9月の壁面飾りの折り紙アイデアへと発展します」

一方、高齢者介護福祉施設における高齢者レクの折り紙による9月の花の取り組みでは、異なる心理的アプローチが採られています。神奈川県内の通所介護施設に勤務する作業療法士の手記には、彼岸花や菊を折る時間が高齢者の精神面に与える好影響が記されています。

「認知症の兆候が見られる利用者様であっても、昔親しんだ折り紙の感触に触れると表情が引き締まり、手のひらが自然と動き出します。彼岸花の赤い花弁を1枚ずつ丁寧に糊付けする作業は、指先の巧緻性を刺激するだけでなく、『昔、田んぼのあぜ道に咲いていたね』『お彼岸にはおはぎを作った』といった自発的な回想会話を引き出すきっかけになるのです。9月の第3月曜日に向けた敬老の日の折り紙花束プレゼントとして、利用者様同士で色違いの花を束ねて持ち帰っていただく試みも大好評を博しています」

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。