Q1:マスコミがニュース報道で「ヤクザ」ではなく「暴力団」と呼ぶのはなぜですか?
A1:報道機関は、警察庁や司法機関の公式見解に準拠し、暴対法上の客観的な事実に基づいて報道する方針をとっているためです。「ヤクザ」という言葉には歴史的・情緒的なニュアンスや映画のようなフィクションのイメージが含まれるため、犯罪組織としての実態を法的に正確に伝える目的から、公的呼称である「暴力団」に統一されています。
Q2:暴力団の「構成員」と「準構成員」にはどのような違いがあるのですか?
A2:構成員は組の盃を受け、名簿に登録された正式な組員(専従者)を指します。一方の準構成員は、組員ではないものの、組の威力を背景にして犯罪を行ったり、組に資金や武器を供給したりして密接に関与する協力者を指します。暴対法や暴排条例の規制においては、準構成員も構成員と同様に厳しい取締りや行動制限の対象となります。
Q3:一般人が日常生活の中で「フロント企業」を見分ける方法はありますか?
A3:登記簿上の役員や所在地を偽装しているケースが多いため、外見だけで見分けるのは極めて困難です。ただし、「不自然に現金決済を要求する」「相場から著しく乖離した法外な利益を提示する」「契約を急がせ、トラブル時に威圧的な態度に豹変する」といった特徴があります。不審な取引が疑われる場合は、各都道府県の暴力追放運動推進センターや警察の組織犯罪対策窓口へ相談することが推奨されます。