数千キロに及ぶ過酷なチェックポイントを勝ち抜き、最終決戦の地・ニューヨークのヘリポートやイースト川の特設ステージに立った歴代優勝者たちは、まさに知力と体力を兼ね備えた真の王者たちでした。
番組が生んだ歴代優勝者や名物挑戦者たちは、その後の日本のクイズ文化に決定的な影響を与えました。単に雑学知識を蓄えるだけでなく、早押しボタンを押すコンマ数秒の反射神経、過酷な長旅に耐えうるメンタルと体力、そして予期せぬアクシデントに対応する柔軟性。彼らが繰り広げたハイレベルな頭脳戦は、現代に続く「競技クイズ」の礎を築いたと言っても過言ではありません。
優勝賞品として贈られた「広大な土地」「自家用潜水艦」「競走馬」といった奇想天外なアイテムも話題を呼びました。実際には現地の税金や維持管理の手続きが複雑で、賞品そのものよりも「過酷なアメリカ横断を制覇した」という栄誉こそが、彼らの人生において何物にも代えがたい財産となっていったのです。