「くくはちじゅうはち」はなぜ起きる?九九の混同理由と克服法

「くくはちじゅうはち」はなぜ起きる?九九の混同理由と克服法

「くくはちじゅうはち」はなぜ起きる?九九の混同理由と克服法の重要なポイントについて、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

小学校算数の指導カリキュラムにおいて、九九の暗記は児童間で習熟度の差が最も顕著に現れる単元です。教育現場の観察記録や指導データをもとに、児童がつまずきやすい段とその特徴を整理しました。

段難所となる計算・読み典型的な言い間違い・つまずき要因指導上の重要ポイント7の段7×3=21、7×4=28、7×8=56「しち」と「いち」「し」の聞き間違い、調音の難しさ「なな」ではなく「しち」の発音を口の形で丁寧に指導する8の段8×6=48、8×7=56、8×8=64「はちろく」「はちしち」のリズム停滞、「はっぱ」の混同8ずつ増える加算関係を数直線や具体物で視覚化する9の段9×7=63、9×8=72、9×9=81「くくはちじゅうはち」等の音韻干渉、十の位の増減混同「十の位と一の位を足すと9になる」数の規則性を提示する6の段6×7=42、6×8=48「ろくしち」と「しちろく」の積の同一性混乱交換法則(かけ算の順序を変えても答えは同じ)を実感させる

統計的にも、2年生の後半に行われる九九暗唱テストで合格までに最も時間を要するのは「7の段」と「8の段」、そして「9の段の後半」に集中しています。特に7と8の段は音節の連続が滑らかに出にくく、口舌の筋肉が発達途上にある小学生にとって身体的な発話の負荷が高いこともつまずきの要因となっています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。