『絶歌』の出版後、事態はさらに奇怪な展開を見せました。2015年9月、元少年Aは突如として自身の公式ウェブサイト「存在の耐えられない透明さ」を開設したのです。
そこには、ナメクジをあしらった猟奇的なオブジェや自身の裸体写真、自作のイラストなどが掲載されており、出版関係者や精神科医からも「明らかな自己顕示欲の暴走」「精神的な退行」と批判を浴びました。このサイトはネット上で大炎上した末に閉鎖に追い込まれています。
その後、2016年には週刊文春による直撃取材が行われ、元少年Aが記者に対して激高し威嚇する様子が報じられました。現在(2026年時点)の元少年Aの様子について、警察当局や保護司経験者などの情報を総合すると、偽名を用いて関東近郊の賃貸住宅を転々としながら、潜伏生活を続けているとみられています。定職に就くことは困難を極め、書籍の重版や新たなメディア露出も完全に途絶えており、事実上の社会的不可視化状態にあります。