上戸彩さんが1997年に「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し芸能界入りした背景には、母親の存在がありました。当初は本人が強く志望したわけではなく、ポストに入っていた応募用紙をきっかけに挑戦したものでしたが、デビュー後の多忙を極めるスケジュールを支え続けた原動力は「早く母を楽にさせたい」という一点でした。
2004年12月のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』出演時をはじめ、各メディアの取材記録によると、上戸さんは19歳の若さで都内に高級マンションを一括購入し、母親へプレゼントしています。10代のアイドル・女優が自力で親に不動産を贈るという事例は芸能界広しといえども極めて異例であり、当時の芸能関係者の間でも大きな話題を呼びました。
長年暮らした光が丘団地の狭い一室から、母のために選んだ陽当たりの良い住まいへの引っ越し。それは、過酷な労働で子どもたちを守り抜いた母に対する、娘からの最大の感謝の証でした。