落下による浮遊感が少ないにもかかわらず、ネットやSNS上で「想像以上に怖かった」という声が一定数挙がるのはなぜでしょうか。現場の利用実態と体験談を分析すると、明確なビッグサンダーマウンテン 怖い理由が3つ浮かび上がってきます。
第1の理由は、激しい横揺れとガタガタした振動です。鉱山列車というコンセプト上、レールや車体はあえて滑らかさを抑えた設計になっており、カーブのたびに体が左右へ大きく振られます。この激しい遠心力と揺さぶられ感が、人によっては「振り落とされるのではないか」という本能的な恐怖に繋がります。
第2の理由は、剥き出しの岩肌やトンネルが迫る視覚的圧迫感です。コースの至近距離にゴツゴツとした岩や支柱が配置されているため、体感速度が実際の時速45km以上に感じられる視覚効果(オプティカル・フロー)が生じます。
第3の理由は、轟音と演出のダイナミズムです。巻き上げ時のチェーンの重厚な音、コウモリの鳴き声、落石事故を模した爆破シークエンスなど、耳から入る刺激が乗車前の緊張感を極限まで高めてしまうのです。