種が散らからないパプリカの切り方!甘みを引き出すプロの極意と保存術

種が散らからないパプリカの切り方!甘みを引き出すプロの極意と保存術

種が散らからないパプリカの切り方!甘みを引き出すプロの極意と保存術の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

パプリカを切る際、まな板中やシンクに種が飛び散ってしまう最大の原因は、中心部に密集する胎座(種が付着している芯の部分)を包丁の刃先で無差別に切断してしまうことにあります。ピーマンに比べて肉厚で内部空間が広いパプリカは、外側から闇雲に包丁を押し込むと、刃に押された種が弾けて周囲に四散する構造になっています。

この問題を根本から解決するパプリカの切り方プロの基本は、刃を「種の密集地帯」に一切触れさせない手順を踏むことです。代表的なアプローチは以下の2パターンに集約されます。

1つ目は、上下切り落とし方式です。まずパプリカの頭(ヘタ側)とお尻(底側)を水平に切り落とし、円筒形になった胴体の内壁に1箇所だけ縦の切れ目を入れます。そのまままな板の上に帯状に広げ、包丁を寝かせるようにして内側の白いワタと芯を一気に削ぎ落とせば、種は芯についたまま塊として外れ、まな板を一切汚しません。

2つ目は、房(溝)そぎ落とし方式です。パプリカの表面にある縦のくぼみに注目し、ヘタを持ったまま、芯を避けて外側の果肉だけを上から下へ削ぐように切り分けます。3〜4枚の花びらのように果肉だけが外れ、中心のヘタ・芯・種だけがそのまま手元に残るため、最も手数が少なく済むパプリカの種取り方法としてレストラン厨房でも重宝されています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。