タッチパネルのみでのExcel操作は、セルの範囲選択や数値入力でストレスが溜まりがちですが、Magic KeyboardやBluetoothマウスを接続することで操作性は劇的に向上します。外付けポインティングデバイスを使えば、セルのドラッグ&ドロップやオートフィルの操作が格段に快適になり、PCに近い感覚での作業が実現します。
ただし、PC版で親しまれている「Altキーを起点とするアクセスキー」や一部の高度なショートカットキーは利用できません。「Ctrl(Command)+ C」「Ctrl(Command)+ V」によるコピー&ペーストや、「Ctrl(Command)+ Z」による元に戻す操作など、基本的なショートカットに限定される点はあらかじめ把握しておく必要があります。
もう一つの注意点が印刷設定の仕様です。iPad版Excelアプリには、PC版のような細かい「改ページプレビュー」や「1ページに収める縮小印刷」の詳細な調整画面が用意されていません。余白や用紙サイズの指定は可能ですが、複雑にレイアウトされた帳票を崩さずに印刷・PDF出力したい場合は、一度OneDrive経由でWeb版Excelを開いてレイアウトを確認するか、あらかじめPC側で印刷範囲を設定しておくのが確実です。