購入を検討する上で最大の懸念点になりがちなのが「過去のFate作品を知らないと楽しめないのではないか」という点です。断言しますが、本作はFateシリーズ完全初見のプレイヤーでも100%楽しめます。
舞台となるのは慶安4年の江戸。「盈月の儀」と呼ばれる万象をかなえる願望機を巡る殺し合いは、他のシリーズ作品(冬木の聖杯戦争など)と世界観を共有しつつも、独立したひとつの物語として完結しています。主人公・宮本伊織自身が魔術や儀式の仕組みをほとんど知らない「巻き込まれ型」の剣士であるため、プレイヤーは伊織と同じ目線で世界観や専門用語を自然に学んでいくことができます。
ゲーム内には膨大な用語辞典がリアルタイムで更新されるシステムが搭載されており、歴史上の偉人や魔術の概念にいつでもアクセス可能です。むしろ「歴史物のアクションRPG」として手に取ったライトゲーマーが、本作をきっかけにTYPE-MOONの奥深い沼へと引きずり込まれるケースが多発しています。