カラコンが角膜に吸い付いて取れなくなる最大の要因は、目の極度な乾燥(ドライアイ)にあります。ソフトコンタクトレンズは水分を含んで柔らかさを保っていますが、長時間の装用やエアコンの風、スマホの凝視によってレンズ内の水分が蒸発すると、レンズは角膜上の涙を吸収し始めます。その結果、レンズと眼球の隙間にある涙液層が失われ、真空パックのようにぴったりと吸着してしまうのです。
また、レンズを外そうと焦るあまり、何度も指で黒目を挟もうとすると、レンズの表面ではなく角膜の上皮細胞を直接つまんでしまう事故が多発します。これが「カラコンが外れなくて目が痛い原因」の正体です。痛みを感じた瞬間に目は防衛反応でギュッと閉じようとし、さらに筋肉が緊張して外しにくくなるという悪循環に陥ります。