新国立競技場「ひどい」批判の真相!見えづらさと膨大な維持費

新国立競技場「ひどい」批判の真相!見えづらさと膨大な維持費

新国立競技場「ひどい」批判の真相!見えづらさと膨大な維持費にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

ハード面の不備以上に大きな議論を呼んでいるのが、大会終了後に顕在化した膨大な維持管理費だ。年間の維持費は数十億円規模にのぼるとされ、イベントの稼働率が低い月が続けば、そのまま巨額の赤字として税金投入の懸念へと直結する。収益の柱となるべき大規模コンサートの開催においても、音響設備や音漏れ規制、搬入経路の狭さといった制約が壁となり、興行主側から使い勝手の悪さを指摘されるケースが少なくない。

このような状況から、一部のメディアや市民の間では本施設を「負の遺産」と呼ぶ声さえ囁かれるようになった。かつて巨額の建設費が物議を醸した巨大インフラが、大会後も国民の財政的負担であり続けるのか。整備コストの圧縮を優先した結果、後々の運用収益性を削いでしまった構造的矛盾が、今なお重くのしかかっている。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。