足の長さは主観的な印象だけでなく、統計データと計算式によって客観的に判定できます。身体測定データにおいて最も信頼される指標が「股下比率」です。
股下比率は、以下の計算式で簡単に算出できます。
【股下比率計算式】
股下比率(%) = 股下寸法(cm) ÷ 身長(cm) × 100
経済産業省の人間生活工学研究センター(HQL)や各種人体計測データベースによると、日本人の平均股下比率は男女ともにおよそ45%前後と報告されています。これが47%を超えると明確に「脚が長い」という視覚的印象を与え、49%〜50%に達するとトップモデルやアスリートに匹敵する股下黄金比率となります。
かつて学校健診で義務付けられていた座高平均男女別の計測は、文部科学省の学校保健安全法施行規則改正により2014年度限りで廃止されました。「座高が高い=足が短い」と単純比較されコンプレックスの原因になりがちでしたが、医学的・健康管理上の意義が極めて薄いと判断されたためです。現代の解剖学においては、座高そのものよりも「全身に対する立体的な比率と骨格の配置」が重視されています。