ネット上の進学掲示板やSNSでは、函館西高校に関して「普通にしていれば誰でも受かる」「自称進学校で授業の進度が遅い」といった極端な言説が散見されます。しかし、これらの言説を鵜呑みにして受験戦略を組み立てるのは危険です。
見落とされがちな盲点の筆頭が、「単位制特有の自己管理責任」です。学年制の一括カリキュラムとは異なり、単位制では自ら進路を見据えて履修科目を選択しなければなりません。高校側が手取り足取り強制的に勉強させるシステムではないため、目的意識を持たない生徒は怠惰に流され、大学受験本番で学力不足に直面するリスクを孕んでいます。
高校受験対策における最大の焦点は、公立高校入試の過去問演習の質にあります。難問対策に時間を割く必要はありません。北海道教育委員会が公開している過去問を直近3〜5年分徹底的に解き込み、以下の3点を徹底することが最短の合格ルートとなります。
第一に、数学の大問1(小問集合)や各大問の(1)など、配点の高い計算・基礎問題を確実に満点で切り抜けること。第二に、英語のリスニングと長文読解における大意把握で安定した得点源を確保すること。第三に、理科・社会の用語暗記を単なる一問一答で終わらせず、教科書の太字周辺の記述理由まで説明できるようにしておくことです。これらの基本を徹底するだけで、西高の合格ボーダーラインを大きく上回る得点力を身につけられます。