小円筋の起始停止と作用を完全網羅!大円筋との違いや国試の覚え方

小円筋の起始停止と作用を完全網羅!大円筋との違いや国試の覚え方

小円筋の起始停止と作用を完全網羅!大円筋との違いや国試の覚え方を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。

小円筋の主な運動学的作用は肩関節の外旋です。真上に位置する棘下筋とともに主動筋として機能し、腕を外側にひねる動作を力強くサポートします。さらに、腕を横に開いた状態から引き寄せる「内転」や、腕を後ろに引く「伸展」の補助としても作用します。

見落とせないのが、ローテーターカフとしての動的スタビライザー(関節安定化)機能です。上腕骨頭を肩甲骨の関節窩(受け皿)へとグッと引き込み、腕を動かしたときに上腕骨頭が前上方へズレないようコントロールしています。投球動作のフォロースルー期などでは、腕が前方にすっぽ抜けないよう強烈な遠心性収縮を行っています。

支配神経は腋窩神経(C5〜C6)です。ローテーターカフの中で腋窩神経支配を受けるのは小円筋のみであり、棘上筋・棘下筋(肩甲上神経)や肩甲下筋(肩甲下神経)とは明確に分かれています。この神経支配の特異性が、国試や臨床の神経障害テストで頻出となる最大の理由です。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。