日本の食卓を支える主要ソースメーカー各社も、それぞれ独自のこだわりを持って両者を造り分けています。
国内シェアトップのオタフクソースでは、看板商品である「お好みソース」に中東産のデーツを贅沢に使い、芳醇な甘みと深いコクを生み出しています。同社の「たこ焼ソース」では、醤油とかつおの風味を前面に押し出し、後味をすっきり整えることで何個でも食べ飽きないバランスを実現しています。
東日本で圧倒的な支持を集めるブルドックソースは、野菜と果実の自然なとろみを活かしたスパイシーさが持ち味です。お好み焼き用にはリンゴやプルーンの自然な甘みを、たこ焼き用には魚介の風味をプラスしたキレのある設計が光ります。
関西の老舗であるイカリソースは、出汁文化が根付く土地柄を反映し、たこ焼きソースにおける昆布や煮干しの旨味抽出に強みを持っています。酸味を抑え、素材の味を引き立てる関西好みのマイルドな調合が際立ちます。