興味深いのは、2000年代初頭のファッションや音楽がリバイバルする中で、10代や20代前半の若者が彼女の過去のミュージックビデオやスタイリングを「新しくてクールなもの」として消費している点だ。
かつて女子高生の制服文化やネイルブーム、ヒョウ柄ブームを巻き起こしたオリジナルとしての威厳は、TikTokのショート動画などを通じて若い世代へと波及。親世代が聴いていた名曲「M」や「SEASONS」をリアルタイムのトレンドとして受け止める若者にとって、現在の47歳になった彼女は「歴史上の人物」ではなく、「今なお尖り続ける現役のレジェンド」として映っている。