参拝者が絶えず手に取る授与品の中でも、特に異彩を放つのが「強運御守(きょううんおまもり)」だ。取材に応じた神社関係者は、その由来についてこう明かす。「単に運が良い状態を待つのではなく、いかなる逆境や試練に直面しても打ち克つ『強い運気と意志』を授ける祈祷が込められている」という。
身につけて過ごすうちに人生の転機となる出会いを得た、あるいは事業の困難を打開できたという声は後を絶たない。また、赤と白の対で授与される縁結びの守りや、四季折々の風景を描いた芸術的な御朱印帳も高い人気を集めている。授与所で手渡される際、神職が一つひとつ真摯に祓い清める動作には、受け取る側の背すじを正す独特の緊張感と温かみが漂っていた。