銀座や京都、ニセコなどの観光地を中心に、外国人旅行者をターゲットとした超高価格帯の店舗が活況を呈している。A5ランク和牛のローストビーフを贅沢にあしらい、高級トリュフオイルを回しかけた一杯が3500円から5000円という強気の価格設定にもかかわらず、連日満員御礼だ。
旅行者が求めているのは単なる食事ではなく、「日本の食文化体験」そのもの。洗練されたモダンな空間設計、ソムリエによるペアリングドリンクの提案、さらには目の前で繰り広げられる美しい調理パフォーマンス。五感全てを満たすエンターテインメントとしての価値が、高単価をしっかりと支えている。