小田原の報徳二宮神社で学問成就と商売繁盛のご利益を授かる参拝の秘密とは何なのか。その核心は、祀られている尊徳翁が生涯をかけて実践した「推譲(すいじょう)」と「積小為大(せきしょういだい)」の教えにある。
ただ手を合わせて願いを込めるだけではない。小さな努力を積み重ね、自らの利益を他者や社会へ譲る姿勢こそが、開運の本質だと教えられているのだ。試験合格を目指す受験生や商売繁盛を願う経営者がひっきりなしに訪れるのは、この現実的かつ実践的なご利益への深い信仰があるからにほかならない。
境内の奥へと進むと、静寂に包まれた「きんじろうカフェ」や「報徳会館」が見えてくる。ここでは和の情緒を味わいながら一息つくことができ、神社参拝の特別なひとときを演出してくれる。知る人ぞ知る境内の秘密の散策ルートを巡ることで、心身が洗われるような清々しさを実感できるはずだ。