かつては日本のアニメファンの限られた層で共有されていたこれらの属性も、デジタルプラットフォームの普及によって世界規模で再定義されつつある。イラスト投稿サイトPixivでは、日々世界中のクリエイターから「ヤンデレ」「メンヘラ」をテーマにしたイラストやマンガが投稿され、タグ付けを通じた属性の細分化が進む。
さらに、Netflixなどのグローバル動画配信サービスにより、日本産のサイコスリラーやダークファンタジー作品が時差なく世界中に配信されるようになった。海外の視聴者も「Yandere」「Menhera」という言葉をそのまま受け入れ、心理的な違いについてSNSで熱く語り合っている。属性は単なる日本の「オタク用語」を飛び出し、世界のポップカルチャーにおける共通言語となったのだ。