コンピュータが自動で数字を選び出す「クイックピック」と、誕生日や独自の法則で選ぶ「自力予想」。長年語り尽くされてきたこの論争だが、実際の高額当選者のデータを集計すると興味深い真実が浮かび上がる。
実は、1等当選者の約4割から5割がクイックピックを利用しているという事実だ。人間の脳はどうしても「均等にバラけさせたい」「縁起の良い数字を入れたい」というバイアスがかかりやすい。一方でコンピュータは「01・02・03・04・05・06」のような、人間が躊躇するような極端な組み合わせも平然と弾き出す。この無作為さこそが、誰も買っていない単独当選を引き寄せる秘訣なのかもしれない。