肩の高さが違う場合、単なる筋肉のコリや姿勢癖による「機能的側弯」なのか、それとも背骨の構造そのものがねじれて変形している「構築性側弯症」なのかを見極めることが極めて重要です。学校検診でも採用されている側弯症 肩の高さ チェックの基本である「アダムス前屈テスト」を自宅で実施してみましょう。
【自宅でできるアダムス前屈テストの手順】
1. 左右の足を肩幅より狭くして平行に立ち、膝を真っ直ぐ伸ばします。
2. 両手を体の前で自然に合わせ、頭を下げながらゆっくりと背中を丸めて前屈していきます。
3. 家族に後ろから背中を見てもらうか、スマートフォンの動画撮影で背中全体の高さを確認します。
判定基準:背中を丸めたときに、肋骨や腰の盛り上がりに左右で明らかな段差(肋骨隆起)がある場合、背骨の回旋を伴う側弯症の可能性が疑われます。
前屈した際に背中の高さが左右対称に戻る場合は、主に日常生活の姿勢や筋肉のアンバランスによるものと判断できます。一方、前屈しても背中や腰の隆起差が消えない場合や、10代の成長期に急激に左右差が進行した場合は、自己判断での運動療法を避け、速やかに医療機関を受診してください。